オンラインレッスンとは雨の日の傘のようなもの

最近は、生徒募集相談よりもオンラインレッスンのご相談窓口と化している角田です。
インターネットの知識がまさかこんな形で役に立つとは思ってもいませんでした。

さて、ここ数日、オンラインレッスンについて考えることが本当に多くなりました。
外出自粛要請にともない、対面レッスンの自粛。(厳密には100平米以下の教室は要請対象ではない)

そうなると、その先はオンラインレッスンをするか、休講にするかの選択となります。
その選択で頭を抱えてらっしゃる先生方へ、

今日は、オンラインレッスンへ移行すべきかどうかの悩みをクリアにする一助となれそうでなれなさそうな例え話をしたいと思います。

オンラインレッスン は雨の日の傘

コロナウイルスの感染→雨
に例えてお話ししていきます。

今、コロナウイルスが猛威を奮っています。
これを例えると、大雨が降っている状態です。

大雨が降っていれば、人は傘をさして歩き続けるか、濡れない場所で止む迄待機するかします。
それと同じように、コロナウイルス が感染拡大をしている今、オンラインレッスンを取り入れて進み続けるか、休講をして待機するかをするわけです。

ここで考えないといけない大切なことは、

「この雨はやむのか、いつやむのか」

ということ。

過去にない長引きそうな雨

どうやら、この雨は今までの雨とは訳が違い、やむのかやまないのか、どのくらい体に有害なのか、よくわかっていません。だから、皆さん困っています。

1ヶ月くらいでやむだろうと思っていれば休校措置でもいいかもしれませんが、
6ヶ月やまないものだとしたら?「オンラインレッスン」と言う傘をさして進んだ方が教室にとっては良いのではないでしょうか。

休講によって、技術の差がついたり、モチベーション低下で退会につながったり、と問題は出てきそうです。

ちなみに、現時点では止むまでは時間がかかりそうという意見が優勢です。

傘をさして歩くのは快適なはずがない

「オンラインレッスン最高〜!」
みたいな声を主にtwitter界隈でよく見かけますが、果たして本当でしょうか?
オンラインレッスン、不便じゃないですか?タイムラグあるし。

雨の日に傘をさして歩くことが大変なように、オンラインレッスンもこれまでのリアルのレッスンに比べるといろいろと制限が多くやりづらいと言うのが本音な気がします。
それに、リアルじゃないと伝えられない事って絶対にありますからね。

とはいえ、上で述べたようになんらかの形でレッスンを続けていった方が良いでしょう。
そして、その形というのは現状オンラインが最適だと思っておいていいでしょう。
そうなると、不便ではあるけれどもオンラインレッスンと言う傘をさして進んで行くがベター。
だと思います。

雨上がりに向けて

現実は、かなりダメージを負っています。
希望的な明るい話をした方が「いいね」はつきそうですが、いち事業者としては現実の状況を受け入れることが必要なので、そんな明るい楽しい話はここではしません。
いつかあがるその日に向けて、今どう動けるか。これが一番大切です。
つらく苦しい時期ですが、子供たちの未来を守る立場である教室運営者が今すべきことは、この先の音楽のレッスンのあり方を導いていくことなのかなと思いました。

オンラインレッスン、大変でストレスフルかもしれませんが、雨を凌ぐ傘としては優秀です。
程よく息抜きしながら音楽文化を守っていっていただければと思います。