ピアノ教室のSEOとローカルSEO。この二つの違いがピアノ教室の生徒募集の明暗をわける。

急にブログスイッチが入って2日連続の投稿。
この調子で続くと良いってことがわかっちゃいるけど続かないのがブログですね。
さて、今日のテーマは

ピアノ教室のSEOとローカルSEO。この二つの違いがピアノ教室の生徒募集の明暗をわける。

というお話です。

ピアノ教室のホームページ生徒募集を従来のSEOにて対策している方は一読の価値有りかと思います。

結構重要なこと書いていきます。

ピアノ教室のホームページ生徒募集に携わってかれこれ6年になり、これまでたびたびホームページを活用しての生徒募集について質問を受けてきました。

教室のホームページを生徒募集に活用する事自体はもう珍しくない時代となり、いまいち効果が出ないなとまず最初にぶつかる課題が

SEO(検索エンジン順位最適化)

ですよね。

そんでもってグーグルとかyoutubeとかでSEOについて調べてみると。

  • ●読者にとって良質なコンテンツを発信しろ
  • ●被リンクを獲得しろ

というSEOの基本的な情報を知ることができます。

ただ、これらはピアノ教室のSEOには当てはまりません。

けれども、いざ自分の教室のホームページを上の教えどおりにSEO対策しようとしても、良質なコンテンツって何?となり、結果的にお問い合わせにはつながらない。
というのが、ピアノ教室・音楽教室のインターネット生徒募集で陥りがちな状況です。

それは、あなたのピアノ教室ホームページに対するSEOの知識が少しだけずれているからなのかもしれません。

SEOよりもローカルSEOを意識したほうが良い

まず、ローカルSEOとは「ピアノ教室+地域名」「音楽教室+地域名」のように、検索ワードにターゲット地域名を付け足したキーワードでありとあらゆる対策をすることをさします。

ピアノ教室の場合、ターゲット地域は明確に決まっていますよね?
よほどのことがない限り、片道1時間以上かけてくる生徒さんはいないでしょう。
まずは、通うことが可能なエリアを設定してその地域名を検索ワードにして対策していくこと、つまりローカルなSEO対策がベストな手法となります。

「ピアノ教室+地域名」でのSEO対策ってどんなの?

では具体的に「ピアノ教室+地域名」でのローカルSEO対策ってどんなのかというと、以下のような特徴があります。

1.【重要】マップ対策(MEO)が重要となる
2.スマートフォンでの表示を最優先に考える
3.HP内の掲載内容の質を高める

さぁ、ひとつづつ見ていきましょう。

1.【重要】マップ対策(MEO)が重要となる

検索順位よりも何よりも、一番上にマップが表示されるのがローカルSEOの特徴。
検索結果を見てみましょう。


↑このように、まずはマップが表示されます。マップに3件、該当する教室が表示されます。
ここに表示させることをMEO(マップエンジンオプティマイゼーション)といい、ここも狙っていくことができます。
マップ表示のメリットは、ぱっと見ただけでどこにあるのかわかりやすいということ。

ピアノ教室というのは、どうしても毎週の送り迎えのこともあり、教室の所在地が入会を決める要素として大きく影響してきます。
どんなに魅力的で通いたいと思っても、その親子にとっては距離的に不可能な場合もあるのです。
元も子もありませんが、教室のコンセプトや雰囲気よりも前に、「どこにあるのだろう?」というのが結構重要なのですね。
そんな位置情報をすぐに表示してくれるグーグルマップは、検索ユーザーにとってはかなり便利なツール。

現在、ローカルサービスの検索結果の一等地はマップの1位~3位です。

ただし、こちらに表示させるにはグーグルマップ上に位置情報を登録しないといけません。
プライバシーの関係で教室の位置を表示していないピアノ教室は、、

結構致命的です。

2.スマートフォンでの表示を最優先に考える

ローカルSEOに限ったことではありませんが、スマートフォンでの表示に重きをおいたホームページにしましょう。
スマートフォンで最適化された情報を見て、そのまま電話でお問い合わせにつなげたり、LINEボタンを設置してすぐにメッセージを送れるようにしておくことが重要です。
つまり、検索ユーザーまでの距離を最短にしておくということです。
パソコンで検索して、表示されたHPの電話番号を手元のスマートフォンで入力して発信するなんてのは今の時代ナンセンスです。
その間に他の教室のページへ離脱されてしまいます。

3.教室の魅力をHPで誠実にわかりやすく発信する

掲載する質で順位が決まります。なんて当たり前の話はしません。
少し別の視点でお話します。
ローカルSEOの場合、最終的にはその地域の検索結果で比較検討され、お問合せにつなげることが目的となります。

「一番上に表示されてるからこの教室に入会しよう!」

なんて安易な考えでの入会は考えられないですよね。
やはり大切なお子様のことですので、情報をかき集めて数件ピックアップし、先生との相性・教育方針などを見くらべて、もっとも合いそうなところへお問合せを出すのが自然な流れです。

つまり、大切なのは
・選択の候補に入ること(1ページ目表示)
・教室について誠実にわかりやすく情報発信すること
・ぱっとみ安心できるデザインであること
があげられます。

グーグル検索順位1位を取るために誇張したり、SEOを意識しすぎたやたらと長い「ユーザーにとって」意味のない情報を発信したりというのは、最終的には入会につながりません。

このお問合せまでを考えて導線をデザインする事がローカルSEOで、SEOとの大きな違いです。

アクセス至上主義のSEOから、目的達成のためのローカルSEOへシフトしていきましょう!

ピアノ教室のローカルSEOについてのまとめ

①グーグルマップに登録してマップ表示3位以内も目指そう
②スマホアクセスに重きを置いて検索ユーザーと教室の導線を最短にしよう
③ホームページにはすぐに電話やLINEできるボタンを設置しよう
④アクセス数だけ集めるSEOは卒業しよう
⑤その上で最低でも1ページ目に入り比較候補に名乗り出よう
⑥教室の魅力を誠実にちゃんと伝えよう
⑦ぱっと見た感じ安心できるデザインのホームページにしよう

というところで今日はここまで。