今日は勉強感が強い昨日の投稿の続き。
アクセス至上主義に鉄槌をくらわし、アクセス数(pv)自体はそんなに重要じゃないんだよという事を解説してきた。
今回は、ではどうすればいいのかを解説していく。
重要なのはpvよりもcv
「cv」また新しい言葉が出てきた。
cv(コンバージョン)→ウェブサイトが達成した成果を意味する。
成果の設定は人それぞれ異なるが、ピアノ教室のホームページの場合は入会のお申し込みを成果としているはずだ。
つまり、ここでのcvは入会希望メールの件数ということになる。
生徒募集のためにピアノ教室のホームページを運営する上で最も重要なのは入会希望メールの件数
まずこの事について押さえておいてほしい。アクセス数やデザインというのはそのためのいち手段にしか過ぎない。
ではどうすればcvが向上するのか
ここから核心に迫っていく。
cvを向上させるためには、
そもそも入会見込みのある人たちにホームページを見てもらうのが理想だ。
逆に、あきらかに入会見込みのない人に見られてもほとんど意味はない。
入会見込みのある人にみてもらうには?
入会見込みのある人に見てもらうためには、入会見込みのある人の行動を知る事がいちばんの近道だ。
その人が、まずどうやって近隣のピアノ教室を探すのか。を考えてみる
ピアノ教室を探す手段として
- ママ友に聞く
- 地域情報誌を見る
- インターネットで探す
などあるが、インターネットで探す人が増えてきている時代なので、インターネットで探すにフォーカスする。
インターネットで自分から何か情報を探すときに使うのは「検索」だ。
yahoo/google/bingなどいろんな検索サービスはあるが何れにしても検索を使う。
見知らぬ土地の美味しいご飯情報も、近隣の病院の評判もインターネットで検索できる。
ピアノ教室を探す時もそれと一緒なのだ。
ここで、見込みのある人の
ピアノを習いたい人がピアノ教室を探す場合、googleなどの検索エンジンを使って情報を得る。
という行動が見えてきた。
ということは、
ピアノ教室に関心を持った見込みのある人がインターネットで近隣のピアノ教室を探す
↓
googleで検索された時に、その検索結果としてあなたのピアノ教室のホームページが表示される
↓
習いたい人は情報をもとめているので、教室のホームページを見る
↓
ようやくピアノを習いたい人とあなたのピアノ教室が繋がる。
↓
ホームページがしっかりしたもので安心感があり、かつ楽しそうな教室だなと判断すれば入会メールを送る
↓
cvが増加
という一連の流れがわかってきた。
ちなみに、さらに掘り下げると、
- どうすれば検索結果の中でより目立つことができるか
- どういったキーワードに対して表示されるように選択しておけばいいのか
- 見込みの見込み(潜在ターゲット)にアプローチするには
- そもそもグーグルの検索結果に表示されるには?
- いざ見られた時にお問い合わせにつながるデザインとは
など細かい設計は伝えきれないほどあるので、それはまたあらためてまとめて解説していく。
こうゆう事
①月間のpv3000/cv0と、
②月間のpv10/cv5、
これを言い換えると、
①は同業者100人から毎日見られているお問い合わせのならないアメブロ
②は月に数人の入会見込みのある人が検索経由で見てくれているホームページ
あなたが求めているのは「pv3000」ではなく、「cv5」なのではないだろうか?
まとめ
アクセスを増やすことは最終的な目的ではなくて成果を増やすための一つの手段に過ぎない。
もっとも着目すべきは入会希望メールの件数だ!という当たり前のことを書いてきたわけだが、その当たり前の事も、いろんな情報に触れると見失いがちになる。
月間のpv3000/cv0と、
月間のpv10/cv5、
どちらがあなたの理想に近いのかをもう一度考えてみるのもいいのかもしれない。